「卵が先か鶏が先か」
よく問われる問題だ。
あるきっかけ私は「心理占星術」を知り、また同時期くらいに「BTS」にもはまった。
それはなぜか?
それは自分の人生にとって何の意味があるのか?
BTSと心理学
色々考えてみて二つには大きな共通点がある。
「BTS」のアルバムの2020年に発売されたアルバム『MAP OF THE SOUL: 7』は、ユング派分析家マリー・スタインの著書「ユング 心の地図」に由来したアルバムと言われている。
ユングは言わずと知れた精神科医であり、「ユング派」という一大派閥を成す心理学の大家だ。
そんな心理学の著書をK-POPのアイドルがなぜ、アルバムタイトルにしたのか?
見てみるとアルバムタイトルだけでなく、曲名も「Ego」や「Persona」などユングの心理学の要素がたくさん出てくる。
心理占星術と『well-being』
心理占星術は、いわゆる古典や一般の占星術とは違い、「このあとに何かが起こることを予測する」というような使い方ではなく、自分の心理に天体などがどう作用するか?また、自分の気が付かなかった深層心理にあるような欲望に対しアプローチして、新たなオルタナティブストーリーを作るという手法をとっている。
私はもはや占いではなく自己分析に近いのでは?と思っている。
出生図(生まれた日の天体配置)や、トランジット(その日の天体の配置)で固定された「運命」としてホロスコープをとらえるのではなく、自分がどのようにその天体の配置からよりよい『well-being(ウェルビーイング)』を得られるのかのヒントをもらうのにとても使える。
BTSと「LOVE MYSELF」
そしてBTSはユング心理学をテーマとしたアルバム『MAP OF THE SOUL: 7』より前に「LOVE YOURSELF」というテーマのアルバムの発売や、ユニセフと共同に「LOVE MYSELF (私自身をまず愛そう)」キャンペーンを開始している。
二つの共通点
高度経済成長は行き詰まった日本や世界では『LOVE MYSELF』と『well-being』はこれからどんな人にも大切な資質になってゆくだろう。
お金や名声などわかりやすいものでは、人は決して幸せを得ることができないとみんな知ったから。
そしてコロナ禍となり、ますます価値観が変容してきた今、心理占星術やBTSを通じて自分なりの『LOVE MYSELF』と『well-being』を探ってゆきたいと思っている。